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女性のための「医療・健康」の話

「加齢による妊娠率の低下」女性の約半数が「知らない」

2014年12月17日

卵子凍結保存についての意識調査結果

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将来の妊娠に備えて、卵巣から採取した卵子を凍結し保存する「卵子凍結」

(参考:「未婚女性の卵子凍結保存、日本の現状は?」)。

がんの治療などで機能が失われるのを避ける医学的理由のほか、

2013年に健康な未婚女性にも卵子凍結を認めるガイドラインが発表され、女性の間で関心が高まっている。

医療法人オーク会(大阪市)は、自院で行った卵子凍結説明会に参加した女性を対象に意識調査を実施し、

第59回日本生殖医学会で発表した。

「加齢によって妊娠率が低下する」ことを約半数が知らない

 悪性リンパ腫(血液のがん)の治療で生殖機能を失う恐れがあった女性が、高校生のときに凍結保存しておいた卵子で出産したというニュースが報じられた。卵子凍結は、がんなどの病気で不妊に悩む女性にとって福音となる一方、日本生殖医学会は2013年に「社会的理由による未受精卵子凍結・保存のガイドライン」を発表しており、健康な未婚女性も、パートナーの不在やキャリア形成といった社会的理由で卵子凍結を選択することが可能だ。

 医療法人オーク会(大阪市)の船曳美也子医師は、2014年3月~5月に卵子凍結説明会に来院した女性を対象に匿名でアンケート調査を行った。回答者は29~49歳の総数65名(アンケート回収率78.4%)、平均年齢36.0歳。うち78.5%は現在、性的パートナーがいるという回答だった。

 「説明会開始時までに年齢による妊娠率の低下が生じることは知っていたか?」という質問に対してYES(知っていた)と回答したのは32名(49.2%)、NO(知らなかった)が33名(50.8%)。卵子凍結に興味を持つ女性でさえ、約半数が加齢に伴う妊娠率の低下や卵子の老化に関する知識を知らず、専門家との間で高い認識のギャップが存在することが浮き彫りとなった。

■年齢による妊娠率の低下に対する知識(N=65)

子どもを持たない理由1位は「パートナーの不在」

 「なぜ、もっと早く子どもを持とうとしなかったのか?」という質問(複数回答可)に対する回答の1位は「(家族形成のための)パートナーがいなかった」で47名(72%)、2位は「仕事上の理由で」17名(26%)、3位は「心の準備ができていないため」16名(25%)だった。

■なぜ、もっと早く子どもを持とうとしなかったのか?(複数回答可)

 一方、「柔軟な職場であれば早く子どもを産めたか?」という質問(複数回答可)に対しては、72.5%がNOと答えた。職場環境の変化は、女性の妊娠・出産にあまり影響を及ぼさないことがわかった。

 船曳医師は「むしろ、今までパートナーがいなかった女性に、現在はパートナーが現れて、急遽、自身の中で妊娠・出産問題が現実化し、優先度を上げた方々が多いのではないか」と考察している。

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