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一番モテるのは、自分の欲望を知っている人!?

2014年12月4日

自分の欲望が見つかれば、幸せになりやすくなる

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川崎貴子
1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女性マネージメントのプロ」の異名を取る。女性誌での連載、執筆多数。著書に『上司の頭はまる見え。』サンマーク出版。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。ブログ「酒と泪と女と女」を連載中。
二村ヒトシ
1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應大学文学部中退。97年にアダルトビデオ監督としてデビュー。現在も4つのAVレーベルで、プロデューサー兼チーフディレクターを務めている。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)などがある。
公式サイト:nimurahitoshi.net

AV監督・二村ヒトシさんが読者に聞きたいこと。それは「あなたの欲望はなんですか?」ということ。人間は誰でも、生きていく根となる欲望を持っているはず。それが見つかれば、幸せになりやすくなる。でもいきなり「欲望」なんて言われても……。そこで、川崎貴子さんからヒントが。川崎さんは2人の娘さんを育てていて「女子の本性はビッチなんだ」と実感したといいます。本連載を通して探求していくべきテーマ、「欲望」とは何なのでしょうか。



■自分の欲望に向きあえば、ファッション誌にだまされない

二村ヒトシ(以下、二村) ああ、僕がこの連載で読者の皆さんに聞きたいことが見つかりました。「あなたの欲望はなんですか?」ということです。たとえば川崎さんはお若いころ、がんばる原動力になっていた欲望ってなんでしたか?

川崎貴子(以下、川崎) 独立して自分で会社をつくるまでは、「社長になりたい!」と思っていましたね。

二村 それは、上の人の言うことを聞きたくなかったから?

川崎 そうですね。自分の決めたルールならどんな苦労もいとわないですが、人にハンドリングされる人生や、人の決めたルールで生きるのは絶対に嫌だ、と思っていました。

二村 川崎さんは強いですね。こういうお話を講演で聞くと、きっと日経ウーマンオンラインの読者さんたちの多くは「川崎さんステキ! でも、私にはそういう人生は無理……」と諦めて、話が終わっちゃうと思うんです(笑)。そうではなくて、僕はどんな人にも、生きている根っこというか、根源になる欲望があると思ってるんですよ。あのね、たとえば僕は、本当にモテたかったんです。あと、エッチなセックスがしたかった。

川崎 はい(笑)。

二村 僕の動機って、それだけなんですよね。子どもの頃から、こればっかり考えてました。いま流行りのアドラー心理学は、自分が動けないことの理由を過去や親のせいにしないで今を生きろと説いて、支持されています。それはとても正しいと思います。でも、僕はあれ、ずいぶん強い人向けの哲学だとも思ってるんですよ。

川崎 ああ、そうかもしれませんね。私、アドラー心理学は「そんなこと言われるまでも無い!」と思いましたから(笑)。

二村 僕はやっぱり、自分が何をしたいのかっていうのの根源に、過去だったり親の影響があったりすると思ってるんですね。それは、過去や親のせいにするというのとは違って、客観的にたどって自分を見つめなおすということなんです。

川崎 二村さんがご著書でおっしゃっている、親にあけられた「心の穴」を自覚するということですね。

二村 まさにそうです。僕と川崎さんが、「心の穴」はどこにあるのか考える手助けをするような連載になればいいなと思うんです。いま、普通に働いている日経ウーマンオンラインの読者はそれがわからないから、生きづらいんだと思うんですよ。たぶん主婦になっちゃえば……うーん、でも、主婦も心を病むことがあるよね。それも、けっきょく自分の欲望がなんなのかわからなくなっちゃうからだと思うけど。

川崎 主婦でお母さんだったら、「個人の欲望」からもっとも遠ざかると思いますよ。世間的にも○○さんの奥さん、○○ちゃんのママという存在で生きていくのですから。それでお子さんに手がかからなくなって、やっと「再就職したい」とうちの会社に登録しにきてくださる方も多いです。

二村 子育てに追われるなかで「私の人生はこれでいいのだろうか」と思うんでしょうね。人間って「本当は何がしたいのか、何はしたくないのか」を自分でわかっていて、それを上手くコントロールできていると病まないんです。でも、社会からいつわりの欲望を押し付けられていると、苦しくなってしまう。

川崎 私はそれ、ファッション誌の啓蒙が悪いと思います。

二村 そうなんですよ! あれは完全にいつわりの欲望を押し付けて消費行動を高まらせてますよね。だから、僕らのこの連載はファッション誌では絶対にできない(笑)。

川崎 そう思います(笑)。未婚女性向けの雑誌だと「愛され」とか「モテ」とかで着回し特集にもイケメンでの男性が登場する。「愛され」と「モテ」というのは「受け」の欲望なんですよ。で、ママ雑誌になると今度は高いブランドの服を着て商社マンの旦那とデート、とかになる。あんなの幻想なのに、結婚のハードルだけはリアルに上がりますよね。そのシチュエーションを実現するには、かっこいい高収入の男性と結婚しなければならないわけですから。

二村 本来、女性の自意識というのは、男性の目という鏡に反射されたものだと言われてきました。男は鏡を使わないので(最近の若い男子は、そうでもないですけど)自分の体全体がどうなっているかには無頓着で、自分のおちんちんしか見てないんですよ。僕のたとえ話って毎回下品でほんと申し訳ないですけど、おちんちんというのは、収入であり、社会的な地位であり、自分の欲望そのものです。でも、女の人は男性から愛されなければならないと教育されているので、鏡に映さないと自分のことがわからない。だから僕は女性もおちんちんを持つべきだっていうテーマでアダルトビデオを撮ってきたんですが……(笑)。

川崎 それが「欲望」はなんなのか、はっきりさせるということなんですね。

二村 理解していただいてありがとうございます……。そして、欲望というのは必ず、子どもの頃に何が欲しかったか、どんなふうに寂しかったのか、といったことに関係があるはずなんです。

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Profile
二村ヒトシ・川崎貴子
二村ヒトシ(にむら・ひとし/右)
1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應大学文学部中退。97年にアダルトビデオ監督としてデビュー。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)などがある。
公式サイト:nimurahitoshi.net  twitter:@nimurahitoshi

川崎貴子(かわさき・たかこ/左)
1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。
ブログ:酒と泪と女と女 Twitter:@takako_kawasaki
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