「食べるラー油」や「塩麹」など一時品薄になるほどヒットした調味料は今までにもいろいろあったが、「ご飯にかけるギョーザ」に「スプレー調味料」など、最近もまた新しいタイプの注目調味料が続々と登場している。そこで、品薄になるなど人気となっている新調味料を一挙にご紹介!(※価格は特記がない限りすべて税抜)

 まず紹介するのは、宇都宮の餃子を超手軽にご飯にのっけられる「ご飯にかけるギョーザ」。ギョーザといってもなんと肉を使っておらず、おからやピーナッツを使って作った、いわゆる‘食べる調味料’だ。その「餃子らしさ」がメディアでも複数回取り上げられ、品薄状態が続く人気商品となっているそうなので、編集部でも入手して、いざ試食!

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ユーユーワールドが販売している「元祖宇都宮ご飯にかけるギョーザ」(420円/110g)。全国のドンキホーテ、大手スーパー(マックスバリュ、イトーヨーカドー)、栃木の名産品通販サイト「あるよ」をはじめネット通販や、栃木県内の道の駅などで入手できる。

 見た目はトロリとしてペースト状だが、スプーンですくうと案外ゴロゴロと具が入っているとわかる。そのまま一口食べてみると、まるで酢醤油をつけた餃子のような味。ビックリ! ニンニクやラー油の風味が効いていて、ピーナッツの粒の食感もカリッとして、食べごたえがあるのもいい。

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こんなにゴロゴロ具が入っている。原材料はおから、ピーナッツ、にんにく、生姜、玉葱、ごま油、ラー油、酢などで、ひき肉は使用されていない。

 同商品を販売しているユーユーワールドの商品開発プロデュース担当の白濱一久さんに話を聞いた。「栃木には『おみやげ難民』という問題があります。お土産に適している定番のお菓子や食品がないんですよ。宇都宮は餃子が有名ですが、保冷しないといけないのが難点です。そのまま家に帰るのならいいけど、宇都宮から東北を回ったりする人には餃子が買えないんです。そこで、餃子を常温で持ち運べる商品がいいなと考えました」。なるほど、これは宇都宮土産として人気が出るのも納得だ。

 「今では宇都宮以外の人がお土産として買う以外に、使い回しがきくのでリピーターも多く、10月には40万個も売れました」とのこと。入荷1カ月待ちになることもあるそう。ご飯に乗せる以外にもおいしい食べ方がありますか? と聞くと、「チャーハンに使うとか、納豆に混ぜるという方もいます。肉じゃがの味付けに使うというのもおすすめですよ」とのこと。ニンニクや生姜が効いているので、コクがアップするのだそう。

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筆者も試してみた。ギョーザONギョーザ(写真左)は、普通の餃子単体より濃厚で食感がアップするので、贅沢な味わいだった。ギョーザトースト(写真右)は和風ピザという感じ。トースト1枚でもガツンとくる満足感だ。

 この「かけるギョーザ」、次なる商品がもうすぐ発売される予定だそう! 全国のドンキホーテでただ今、独占限定販売されている。

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同社から発売される予定の「うま辛ご飯にかけるギョーザ」。ピリ辛版だ。今月28日まで全国のドンキホーテ(一部店舗を除く)のみで購入可能。12月1日から全国のスーパー等で発売予定だ。

 さて次は、「食べるラー油」を生み出した桃屋が今年7月から全国で販売を開始した「さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味」。山椒の香りが豊かな、しっとりとしたふりかけタイプの生七味調味料だ。

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桃屋「さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味」(オープン価格/55g)。なんとも長い名前!

 瓶を開けてみると山椒やゆず、生姜などのいい香り! 生七味といってもそんなに辛くなく、山椒のしびれるような刺激と奥深い香りがご飯によく合う~! 大人の味わいだ。うどんや味噌汁にも合うし、麻婆豆腐に加えてもおいしくなるという。

 同社営業企画室の森本豊彦さんによると、「山椒の高貴でフルーティーな香りとピリリとしびれる辛味を活かすために唐辛子を控えめにした」のだそう。「これまでの七味唐辛子は、原材料の種類や風味に違いはあるものの、辛味を中心に味が設計されていたんですね。この商品では、厳選した7種の素材(山椒、ごま、しょうが、海苔、唐辛子、ねぎ、ゆず皮)を組み合わせ、単に辛いだけでは無く素材の持ち味を最大限に活かした、『そのまま食べても美味しい七味』を目指しました」とのこと。

 手頃なのに複雑で贅沢な香りが病みつきになるので、気になる方はぜひお試しを。

 続いては、珍しい「スプレー醤油」をご紹介!