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英語で日本の文化を説明するときのコツ

2014年7月17日

まずは日本語で自分なりの説明を考えてみよう

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 こんにちは、純国産同時通訳者小熊弥生です。

 ココロが伝わる英会話のコツ、前回は雑談のときに「感じが良い」と思われるためのポイントをご紹介しました。みなさん、実践されましたか?

 さて、今回は日本の文化・マナーを説明するときのコツをお伝えしていきたいと思います。外国人に、日本について説明する場面はとても多いもの。英会話では避けて通れない大事なポイントですから、ぜひここで身に付けておきましょう!

●まずは日本語で考えをまとめる

 準備として大切なのは、まず日本の文化・マナーについて「日本語で」説明できるようにしておくことです。日本語で答えられないことを英語で答えられるはずはありませんから、日頃から日本の文化・マナーに関心を持ち、自分ならどのように説明するかを考えてみることが必要になります。例えば、「日本にはお辞儀をする文化があるけれど、他の国にはあるのかな?」「外国人からは、お辞儀はどう見えるのだろう」と自問してみるのです。

 文化やマナーの解説については、たった一つの「正解」があるわけではありません。ですから、どんな説明をするのかは、Googleで調べて考えてもいいですし、「お辞儀するのは、日本人は頭を重んじるから、大事な頭を下げることで相手に尊重の念を示すのだと思う」というように自分なりの考えをまとめるのでもOKです。

 自分なりにどう説明するかを考えたら、いよいよそれを英語で伝えるステップです。このときは、「~だと思います」というように、断定的な表現は避けるのがポイント。

 では、具体的な事例で挑戦してみましょう。

 例えば、外国人から“Why do a lot of Japanese seem to spend their precious weekend time sleeping?(日本人は週末を寝て過ごす人が多いようだけれど、それはどうして?)と尋ねられたとします。これは実際に外国人からよく聞かれるのですが、「家族と過ごす時間や趣味などで自分が楽しむための時間が大切なのに、なぜ休日に寝てばかりいるのだろう」と疑問に思う人が多いようです。

 さて、なぜ日本人は休日に寝ている人が多いのでしょうか? 皆さんも、自問自答してみてください。

 これは私の仮説ですが、日本は残業などで平日は長時間働いている人が多く、睡眠を削ってしまいがちなので、週末に寝だめする習慣があるのではないかと思います。特に働き盛りの人は、休日を睡眠にあてる傾向が強いのかもしれません。

“I think”を使って表現する

 こうして自分なりに説明ができるようになったら、それを英語で表現できるようにします。このような場面で使えるのが、「it's/that's because 主語+述語」あるいは「it's/that's because of 名詞」という表現。「主語+述語」あるいは「名詞」のところに理由を入れて説明すればOKです。また、「~だと思います」と断定的な表現を避けるには、「I think」を使いましょう。

“I think that's because a lot of us work long hours and need to catch up on our sleep over the weekend. This is most likely a problem unique to Japan.(多くの日本人は長時間働いているので、週末に寝だめする必要があるからだと思います。これは日本独特の問題かもしれません)

 なお、「I think」と言うのを忘れて「しまった、断定的な言い方になっちゃった!」と思ったら、最後にpossiblymaybeと付け加えれば、相手に「あくまで私見ですが……」という意図を伝えることができます。

 日本の文化やマナーについては、英語で説明しているウェブサイトも沢山あります。そのようなサイトを教材にし、時間がある時に音読しておくのも、英会話のよいリハーサル方法です。英会話がうまくいくかどうかは、8割は事前の準備をしているかどうかで決まるものですから、日頃から準備をおこたらないようにしましょう。

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Profile
小熊弥生
小熊弥生
同時通訳者。71年生まれ。実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部副総代で卒業。短卒後のTOEIC は280点。独自の勉強法で、半年後に805点を取得して英会話学校講師に抜擢。後、TOEIC 950点、英検1級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者に。通訳した現場は、5000件以上。
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