• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

モバイルワークが未来の働き方の主流に(2/2)

2014年6月11日

在宅勤務を可能にして、働く時間や場所の制約を受けない

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 私たち国家公務員の日々の業務で、深夜残業を強いられるのが国会対応の仕事になります。国会議員からの質問通告を職場で待ち続けないといけないのか、自宅でもいいのかというのは非常に重要な差になります。

 セキュリティ面を含め、在宅勤務を可能にするIT技術はすでにあります。これらのツールを取り入れて、柔軟なワークスタイルを認めるかどうかというのは、マネジメントの技量にかかっている部分が大きいように思います。上司の見えないところで仕事をすることに対して上司自身が不安を抱くようだと、せっかくITインフラを整えてもなかなか在宅勤務も普及しないようです。ですから、在宅勤務の普及のために管理職全員に強制的に体験させるような企業もあるようです。

 特定のデスクが定まっていない「フリーアドレス制度」や、いつでもどこでも仕事ができる「モバイルワーク」を導入している企業として日本マイクロソフトが挙げられます。同社は、東日本大震災後の自宅待機期間に全社的に「在宅勤務」を経験。その際に、在宅でも業務が行えるという気づきが広がったそうです。

 こうした働き方は、人によっては「スマートワーク」という人もいますね。セキュリティが担保された状態で、在宅に限らずどこでも仕事ができるということです。働き方の自由度が高まって生産性も高まって、家庭で過ごす時間も増える。ワークライフバランスという意味でも非常に優れた働き方だと思います。職場でもほとんどメールと電話で仕事をしていますから、今やたいていのことは家でもできてしまうのです。

 課題はマネジメントの意識です。日本企業の場合、一人一人の職務範囲が明確でなく、チームで仕事をすることが多いので、部下の仕事ぶりを直接見られないことへの不安が大きいといいます。こうした意識の壁のようなものを乗り越えられるかどうかがモバイルワーク浸透の鍵を握っています。

 うまくモバイルワークが浸透しているところは評価の仕組みも「時間」ではなく「成果」で評価しています。個人にある程度、仕事が任されていて自律的に進められるようになっていれば管理職が細かく指示・命令をしなくても仕事が成り立ちます。

 10年後、20年後の働き方を考えた時に、ホワイトカラーの仕事の大部分は時間と場所にしばられない自律的なものが主流になっていきそうです。

イラスト/柴田ケイコ

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

Profile
田中 美和
ライター・キャリアカウンセラー
田中 美和(たなか・みわ)

出版社で女性向けキャリアマガジンを担当後に独立。現在はライター、キャリアカウンセラーとして活動するほか、キャリア女性に仕事を紹介する株式会社Waris(ワリス)を設立し、同社共同代表。/http://waris.co.jp
関連キーワードから記事を探す
働き方お仕事術

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 1月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 1月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 12月号

時間のムダ&ミスがなくなる 仕事の「ちょいワザ」300

まんがで分かる!仕事が速い女性がやっている時間のルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ