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肌老化の原因の7割は紫外線~春こそUV対策を!

2015年3月18日

日焼け止めの選び方から塗り方まで! 春のUV対策をおさらい

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 皆さま、こんにちは。愛と情熱のデルマトロジスト、小柳衣吏子です。

 寒さもやわらぎ、桜が待ち遠しい季節になりました。この時期、私が声を大にして申し上げたいこと、それは

 「春こそUV対策をしてください!」

 ということです。「え? 夏はまだでしょ? 日焼け止めを塗るのは日差しがもっと強くなってからでも遅くないのでは?」

 そんなふうに油断している方、こちらのデータをご覧ください。

※気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表」の2013年・つくばのデータをグラフ化

 UVインデックスとは、紫外線の強さを表す世界共通の指標で、「安心して戸外で過ごせる」のは2以下。3以上は「日中はできるだけ日陰を利用し、日焼け止めや帽子の利用をしましょう」というレベル。6を超えると紫外線量が「強い」とされ、8以上になると「日中の外出はできるだけ控えましょう」というレベルになります。

 グラフを見ていただけるとわかるとおり、2013年のUVインデックスは3月には3.8。4月にはさらに増えて、5月には真夏とほぼ同じレベルの6.4にまで上がっています。春は、ジリジリとした日差しではないから紫外線が弱いと思ったら大間違い!ジリジリ感じるのは熱線であって、紫外線は肌感覚では察知できないのです。

 またこの時期は、たとえ曇りでもUVインデックスが3を超えている日がほとんどです。紫外線はたっぷり降り注いでいます。「カンカン照りでないから安心」ということはないのです。

 つまり、夏のような日差しではないとしても、春こそ本格的な紫外線対策をする必要が大アリ! お分かりいただけましたでしょうか?

 「毎日こまめに日焼け止めを塗ったり、一日の中で何度も塗り直すのが面倒だから…」なんてつぶやきも聞こえてきますが、そんなことを言っている場合ではありません!

 肌のエイジングの原因の7割は紫外線、とも言われているのです。

紫外線はシミだけではなく、シワやたるみの原因に!

 紫外線は、光の波長によって「UVA」と「UVB」に区別され、肌への影響も異なります。

出典:ロート製薬

 「UVB」は、恐るべきエネルギーの持ち主で、シミとシワ両方の原因。UVBは、表皮の角化細胞を活性化し、サイトカインという物質を分泌させます。そのサイトカインは表皮の奥にあるメラノサイトという細胞のメラニン色素合成を促すだけにとどまらず、さらに奥深く真皮の細胞にも影響し、肌の弾力をつくるコラーゲンやエラスチンなどの蛋白を分解する酵素もつくるのです。

 一方、「UVA」は、エネルギーは弱いものの、降り注ぐ量が、UVBの10~50倍。真皮まで直接届いて・コラーゲンやエラスチンを破壊します。つまり、紫外線はシミだけではなく、シワやたるみの原因にもなってしまうんです!

 このような紫外線によるダメージが蓄積された結果を「光老化」と呼びますが、様々な老化現象やトラブルを引き起こす原因として、皮膚科医も注目しているキーワードです。

 ということで、今日からでも遅くありません。UV対策、しっかりやっていきましょう!

日焼け止めの選び方&正しい塗り方

 まずは、日焼け止めの塗り方について、正しい方法のおさらいを。

 日焼け止めを選ぶ時は、「SPF」と「PA」の表示をチェックします。

 SPFとは、UVBによるサンバーン(赤くなる日焼け)の防止効果を示す指標で、数値が高くなるほどUVBから肌を防御する効果が高くなります。現在の最大値は「50+」(SPFが51より大きい)ですが、普段の生活であれば30以上のものを選べば十分だと思います。

 もう一方のPAはUVAの防御効果を表す指標で、2013年より4段階で表示できるようになりました。できれば、「+++」以上のものを選ぶようにしてください。

 10年ほど前は「日焼け止めでかぶれる」という方も時々いらっしゃいましたが、今は各社の研究開発によって肌への負担が少ない商品がほとんどです。気になる方は、使用前に肌の目立たないところでテストをして様子を見ると安心ですね(ちなみに、皮膚科医が「テスト」という時は72時間経過を見ます)。

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Profile
小柳衣吏子
小栁衣吏子(こやなぎ・えりこ)
アオハルクリニック院長
1972年福岡県生まれ。98年、順天堂大学医学部卒業後、同大学病院勤務などを経て、2011年よりアオハルクリニック院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会専門医。 アオハルクリニックHP:http://www.aohalclinic.jp/ ブログ:http://ameblo.jp/aohal-koyanagi/
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