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長谷川洋子さんに聞くイラストレーターの仕事

2014年2月17日

上質な異素材を組み合わせ、独自の世界観を表現するイラストレーター

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広告や挿絵などに用いられ、一目で内容をアピールする「イラストレーション」。

今回は、日経WOMAN別冊『美文字練習帳』シリーズや、『日本語練習帳』でも

表紙と挿絵を手がけている、イラストレーターの長谷川洋子(ようこ)さんにお話を伺いました。

長谷川洋子さん
長谷川洋子さん

●イラストレーター歴7年。32歳。
●週末にはクラシックバレエのレッスンでたっぷり3時間汗を流します。体がほぐれるだけでなく、バレエという道を極めた先生の話が伺えて、リセットできる大切な時間となっています。

Yoko Hasegawa
http://www.haseyoko.com/index.html

上品でエレガント、そして特別感を大切に

 雑誌や装画、パッケージなど、幅広い分野でイラストレーションを手がける長谷川洋子さん。レースやビーズなどの素材を用いた、華やかで独創的な手法が人気です。ファッションやビューティー、ブライダル関連といった、女性向けのジャンルをメインに活躍し、これまでに雑誌の田辺聖子特集の装画や、阪急百貨店の広告なども担当。2010年にはイヴ・サンローラン・ボーテの化粧品パッケージに、日本人として初めて起用されました。また2013年に手がけたワコールの企業看板は、1年間京都駅で大きく展示。「実際に見たときの感動は深く印象に残っています」

 長谷川さんの作品のコンセプトは「遠い記憶や夢を思い出すような、自分だけの宝箱を覗いたような、幻想的でプライベート感のある世界観」。作品の伝わりやすさはもちろん、エレガントさ、品、特別感を大切にしています。イラストレーションの仕事を始めたときから一貫して、アンティーク素材や着物の生地、マニキュアなど異素材を組み合わせて制作。誰でも手に入るようなものは避け、常にアンテナを張って、上質な素材を世界中から収集しています。

 また、スパンコールを切り刻んで使うなど、一見して気が付かないような細かい点まで神経を注ぐのも特徴の一つ。「例えば人物の目の場合、描いているのではなく、生地を切り抜き、砕いたビーズをはめ込んで表現しています。作品が繊細ですし、撮影もするので、描き直しは一切行いません」。そのため、クライアントとの打ち合わせでは、色付けをしたラフスケッチをもとに、依頼主のイメージや要望に沿っているか、事前にしっかり詰めておきます。撮影は8年前から同じカメラマンにほとんど依頼。「人の目なら“キラッと光るように”、春のキャンペーン広告なら“ふんわり優しく影を落として”、大人の女性向けの小説なら“スポットライトを弱くして、しっとりとした印象に”などリクエストしています」

丹精込めて描いた作品を、見た人に喜んでもらえることがやりがい

 「何かを創る人になりたい、手に職を付けたい」という漠然とした思いを持って、美術大学に進学した長谷川さん。インスタレーション(空間構成)を学び、さまざまなデザインやアートに触れるなかで、「絶対イラストレーターになりたい!」と思うようになりました。在学中から有名ギャラリーに絵を見てもらったり、イラストレーションスクールにも通ったりして積極的に活動。卒業後、一旦はアパレル会社に入社しますが、夢を諦められず退社し、2006年よりフリーのイラストレーターとして歩きだしました。

 同年、イラストレーションの登竜門とされる『イラストレーション』誌の誌上コンペ「ザ・チョイス」で入選。これをきっかけに西田俊也氏の小説『世界でいちばん淋しい遊園地』の装画の仕事が舞い込みます。「初めからメジャーな仕事を頂きとてもラッキーでした。この本を見た方、印象に残っていた方からのお問い合わせを今でも頂いています」

 その後は、『イラストノート』誌主催「ノート展」で大賞を受賞、東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)では3回連続入選するなど実績を重ね、2012年には個展も開催し、現在までに6回実施。「自分の描いた作品が世間に出る、これは何にも代え難くうれしいものです。そしてクライアントに喜んでもらえたり、掲載された雑誌のページを見た読者の方からメールを頂いたりすると、とてもやりがいを感じます」

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