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「怒鳴るのは予想以上に疲れます(笑)」(3/5)

2012年10月6日

「アウトレイジ ビヨンド」加瀬亮さんにインタビュー

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 前作からの数少ない生き残り組の1人、“インテリヤクザ”の石原を「アウトレイジ ビヨンド」でも熱演している加瀬亮さん。普段の加瀬さんからは想像もできない石原役や、北野監督との仕事などについて、お話を伺ってきました。





加瀬 亮
1974年、神奈川県出身。2000年、「五条霊戦記」で映画デビュー。主な出演作に、「アンテナ」「スクラップ・ヘブン」「ハチミツとクローバー」「めがね」「それでもボクはやってない」「ぐるりのこと。」「グーグーだって猫である」「プール」「重力ピエロ」「おとうと」「海炭市叙景」「東京オアシス」「劇場版 SPEC~天~」などがある。クリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」、ミシェル・ゴンドリー監督「TOKYO!」、 ガス・ヴァン・サント監督「永遠の僕たち」、アッバス・キアロスタミ監督「ライク・サムワン・イン・ラブ」など、海外の有名映画監督との仕事も多数。

――前作と比べて、石原というキャラクターに、かなり変化がありましたよね?

 「最初、台本を読んだときは、かなり前作と違う感じになっていたので、驚きましたし、面白いなとも思ったのですが、すぐに『どうやって演じればいいのか』と心配になりました。前回は、監督やスタッフが、なんとか自分にヤクザが似合うように、いろいろ工夫してくれて、ああいう静かなキャラクターにしていただいたんです。それでも自分の中では、やっぱりヤクザを演じることに対して心配があったんです。それなのに、今回は結構直球に怒鳴ったりするので(笑)。『これはできるんだろうか』って思いました」

――山王会の古参幹部を怒鳴りつけていましたが、先輩俳優を相手に怒鳴るとき、どうやって、そこまで気持ちを持っていきましたか?

 「もう、目とか見ないようにしてました(笑)。本当に恐れ多いというくらい、すごい先輩方ばかりなので。朝、現場に入って、挨拶をして、本番前はとにかく先輩の方を見ないようにしていました(笑)。たぶん、自分が怒鳴っても怖さというものからは遠のいてしまうと思うので、みなさんも芝居を受けているときは、笑っているか、『加瀬、頑張れ』とか思ってもらっていたと思います」

先輩俳優を前に石原を熱演する加瀬さん
先輩俳優を前に石原を熱演する加瀬さん

――個人的な意見ですが、私は加瀬さんがヤクザを演じるのは、正直ちょっとショックで……。

 「そうですか、すいません(笑)」

――ですが前回、石原が生き伸びてしまって(笑)、今回はさらにイヤなヤツになって再登場していますよね。加瀬さんの中から、どのようにして悪人の演技を引き出しているのですか?

 「大体いつも、その人が良い人とか悪い人とかという風には考えていなくて、その人の苦悩だったり、不安だったり、弱さだったり、何かそういう部分が少しでも分かると、なんとなく演じる糸口が分かっていくという感じですね」

――なるほど。再び石原を演じると分かったとき、どう思いましたか?

 「前作でのし上がって、上り詰めてしまったので、今回はひどい目に遭うなという予感はありました(笑)。前回から感じていたことですが、やっぱり自分にとって、ヤクザを演じることは難しいので、石原が成長しているとなればどうなるんだろうと、心配の方が先立ちました」

――石原は十分に怖かったです! 今回は前作よりも女性の登場シーンが減り、“男の世界”がより濃密に描かれていますが、加瀬さんは本作に登場する男たちの生きざまをどう思いますか?

 「いわゆる男性社会の縮図という感じがします。映画にすると、本音と建前がたくさん見えて、だから本作を見る方には、どこかで共感や笑ってもらえる感じがあるんじゃないかと思います」


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Profile
清水 久美子
清水 久美子(しみず くみこ)
メーカーでOLとして働きながら、夜は音楽雑誌の編集部でアシスタント業務をこなす。メーカー退職後は、パソコン誌の編集部に就職し、その後フリーライターに。ペット雑誌、医療誌、主婦向け雑誌、タウン誌などで執筆を重ね、最も好きなジャンルであるエンターテインメント、海外ドラマ・映画・音楽の記事を主としたライターへと転向。雑誌「SCREEN」「日経エンタテインメント! 海外ドラマSpecial」や、WEB「日経DUAL」「TVグルーヴ・ドット・コム 清水久美子のライターズ・プレイス」「クランクイン!」などにて執筆中。
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