結婚したくなかった僕が結婚を決めた理由

2011年11月8日

「同棲はかまわないけど、結婚はムリです」と言ったライターは今…

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<今週のボク様>
年齢:33歳
仕事:フリーライター
年収:800万円
学歴:都内の有名私立大卒
家族構成:妻、娘
ビズカレッジの連載「ロスジェネの叫び!」で、2008年10月21日「同棲はかまわないけど、結婚はムリです」に登場

 年に一度ぐらいのペースで会い、3時間ほど飲み交わしている古い仕事仲間がいる。僕と同じくフリーライターの高嶋徹(仮名、33歳)だ。3年前に飲んだときは関西出身の女性と同棲をし始めたばかりだった。「僕は基本的に人嫌い。結婚は考えられない」とキッパリとした口調で述べていた高嶋。だけど同棲はOK。決して女嫌いではない。矛盾しているというか身勝手というか……。そのくせ傲慢な印象は受けず、相手の意見に同調する柔軟性もある。愛嬌があり、人間臭い高嶋に僕は親しみを感じ続けている。

 そんな高嶋が結婚して子どももつくったと聞いたときには、「彼女に押し切られたな……」と直感した。実際はどうなのだろうか。高嶋が独身時代から「心の故郷」にしている中央線沿いの居酒屋を訪れ、カウンター席で魚料理をつまみながら話を聞くことにした。

大宮(以下、O) お久しぶりです。高嶋さん、ちょっと太りましたね!

高嶋(以下、T) そうなんです。パソコンに向かうことが多い仕事ですし、夕食を2回食べることがあるので、体重がどんどん増えてしまいました。気にしているのであんまり言わないでくださいね……。

O 夕食を2回とはどういうこと? まさか愛人でも囲っているとか?

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Profile
大宮 冬洋
大宮 冬洋(おおみや・とうよう)
大宮 冬洋(おおみや・とうよう) フリーライター。1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職するがわずか1年で退職。編集プロダクションを経て、2002年よりフリー。『日経ビジネスアソシエ』、『プレジデント』、『きょうの料理ビギナーズ』、『dancyu』などで執筆。特定の食材・料理に異常な情熱を燃やす人々に会いに行く「食べ物マニアーズ」も連載中。著書に、『30代未婚男』『ダブルキャリア』(ともに共著/NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵〈ストーリー〉 』(ぱる出版)がある。最近の課題は「自炊」。食生活ブログをほぼ毎日更新中。
毎月第三水曜日には、読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を西荻窪で開催。
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