大勢の女子と接することの多い私……。時々、とても不思議な話を聞きます。
私の長年の友人が2月末で仕事を辞めました。後から「なぜ辞めたの?」と聞くと、「3月までにリセットしなくては」という気持ちで、仕事を変えたり、レーシックの手術を受けたりしたというのです。彼女は「震災で意味がわかった。目が悪いと地震のときに逃げられないから」と言うのです。私もレーシックを受けようかなと思っていたので、先取りした彼女の決断と直感にびっくりしました。
別の女性……、私が前にお世話になっていたカリスマ整体師なのですが、震災後ふと気になって電話をしたら、彼女は引っ越していました。「なぜか地面のそばにいかないとと思って、22階のマンションから2階に引っ越しました」といいます。それは今年1月のことだったそうです。
今「震災婚」の本を書いているのですが、震災で「離婚して結婚した」という運の強い女性に出会いました。彼女は「なぜか、3月11日までずっと津波の夢を毎晩見ていました」と言います。
いずれも運の強い女性たちばかり。仕事や恋愛で成功している女性はたいてい運が強い。さらに彼女たちの共通点は「本能が強い」ということなのです。
去年から「本能が強いなあ……」と私が思っている女性社長などが続々、妊娠したり結婚したり。中には「でき婚」という人も。
そして「最近、本能の強い人は次々妊娠したり結婚しているなあ」と思っているところに、この大震災です。
ひょっとしたら彼女たちは「本能」で今回の危機を察していたのでは……。
恋愛も仕事も、波乱万丈の人生を勝ち抜いている女子力の強いある女性から「3月13日に入籍しました」というメールをもらったとき、確信しました。
女子の本能は正しい、と!
考えてみたら「断捨離」や「マラソンブーム」「山ガールブーム」「女子BBQ」など、すべて女子の流行は来るべき時代を先取りしていました。
「断捨離」で部屋をすっきりとさせていた女子たちは「今回被害が少なかった」と言います。崩れてくる本や食器などが少なかったからです。マラソンを始めていた女子は、3・11の日に歩いて家まで帰るのも「いつも走っている距離だから不安じゃなかった」と言います。「山を始めていたので、ライフラインが復旧するまでは山グッズでしのげました」と岩手の知人も言います。
惜しげもなく買ってはリサイクルに出せるような、ファストファッションブームは、循環をよくします。倒れて被害が出るような重厚な家具より、軽くて組み立て式のおしゃれなイケアの家具もブームでした。
3・11後に改めて思います。女子のみなさんは正しい。あとは自分の中から聞こえてくる本能の声を無視しないで、きちんと聞くだけ。あなたの中の磁石はちゃんと正しい方向を指しているのです。




