“相手不在のシナリオ”は成就しにくい

ユミカさん「彼が忙しそうなので、私なりに今後のプランを立てちゃいました。この計画で進めてしまって大丈夫かどうか伺ってもいいですか」
アイコ先生「え?どういうことかしら」
ユミカさん「まあ、ひとまず聞いてください。この1年で彼は、友人やきょうだいの結婚式に3回以上は出ているので結婚を意識しているはずなんですよ」
アイコ先生「は、はぁ」
ユミカさん「この前も、すれ違った小さい子どもを愛しそうに見つめていたから、子どもも欲しいタイミングなんじゃないかと思って」
アイコ先生「ほ、ほぅ」
ユミカさん「それでね、来月の彼の誕生日にサプライズでうちの家族に会わせたいんです。彼が家庭的な雰囲気にひかれている時期だからこそ、この流れで一気に結婚までの追い込みをかけたいんですよね」
アイコ先生「うーん…。それは結構なことだけど、彼の方はそのシナリオに組み込まれる心づもりはあるのかしら」
ユミカさん「もちろん彼は何も知らないです。だからアイコ先生に聞いているんじゃないですか。このプランに不備はないかって」
アイコ先生「不備、あるわよ。“ありあり”よ。彼の気持ちがどこにもないじゃない。まず彼の気持ちをきちんと聞くことが大事でしょ」




