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大人のための「赤ずきん」

2011年6月10日

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 誰もが知っている愛らしい女の子が主人公の童話「赤ずきん」。今回は、“大人版「赤ずきん」”をご紹介しましょう。

 世界中で語り継がれてきたこの伝説は、グリム童話などで知られていますが、「危険な場所には行ってはいけない」、「道草を食わずに親の言いつけに従う」といった教訓が込められています。また、「男はみんなオオカミだから用心しなければいけない」など、この童話をもとにして男女の関係が語られたり、そのテーマで歌や漫画が作られたりもしてきました。

 そんな有名な「赤ずきん」の少女が、成長して恋愛や結婚に悩む年頃になったら? 新作映画「赤ずきん」は、無邪気でだまされやすい小さな女の子ではなく、強い意志を持った大人の女性がヒロイン。彼女が狼に狙われた時、おとぎ話とはまったく違う結末が待っています。

『赤ずきん』
6月10日(金)丸の内ピカデリーほか 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
公式サイト http://www.akazukinmovie.jp

 幼なじみのピーター(シャイロー・フェルナンデス)と恋に落ちたヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)は、親が決めた婚約者ヘンリー(マックス・アイアンズ)とは結婚せず、ピーターと駆け落ちする決心をします。ところが、ヴァレリーの姉が狼に襲われて亡くなり、彼らが暮らす村は騒然となります。狼の正体は、満月の夜にだけ姿を変える人狼で、普段は身近に暮らす誰かかもしれないと知ったヴァレリー。さらに、人狼の本当の狙いはヴァレリーだと分かり、もしかすると愛するピーターか、求婚してきたヘンリーが人狼なのかと、彼女は疑心暗鬼になってしまうのです。

大人になった赤ずきんの運命は?
ヴァレリーはピーターと情熱的な恋に落ちる

 ヴァレリーは、幼い頃からピーターと危険な場所に行ったり、彼と一緒に動物を罠にかけたりと、親の言いつけを聞く大人しい女の子ではなく、自分の思いのままに生きてきました。裕福な家のヘンリーではなく、貧しい孤児で木こりのピーターを選んで、情熱的な恋をしながらも、ヘンリーとも親しくなったりします。人狼の狙いが自分だと分かっても、ほかの女の子ほどは怯えず、真実を知ろうと立ち向かいます。弱々しい赤ずきんちゃんのイメージを払拭する本作は、「男はオオカミ」などと恐れない現代の女性を象徴しているようで、とても新鮮。なんせ、女子は“クーガー”にもなれる時代ですから(笑)。

ヴァレリーをめぐって対立するピーターとヘンリー
運命に立ち向かう強い意志を持ったヴァレリー

 ヒロインのヴァレリーを演じているアマンダ・サイフリッドは、ここ数年、大躍進を遂げている若手女優。ミュージカル映画「マンマ・ミーア!」で歌声を披露したことが記憶に新しい彼女は、「ジェニファーズ・ボディ」、「ジュリエットからの手紙」、「クロエ」、そして「赤ずきん」と、立て続けに出演作が日本で公開されています。ハリウッド女優の中では小柄な方で、大きな目とブロンドの髪が特徴のアマンダ。清純派から、やや過激な女性役まで幅広く挑戦していますが、私の印象に残っているのは、TVドラマ「ヴェロニカ・マーズ」の殺された女子高生役。主人公ヴェロニカの夢の中に現れ、楽しそうに死体(幽霊?)を演じていました(笑)。何でもやってくれるアマンダは、好感を持てます。

 「赤ずきん」は、伝説を描いたファンタジーであり、人狼の正体をめぐるサスペンスでもあり、そしてロマンスもあり、と盛りだくさんなので、梅雨のイライラ気分を忘れるにはもってこいの映画です!

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Profile
清水 久美子
清水 久美子(しみず くみこ)
メーカーでOLとして働きながら、夜は音楽雑誌の編集部でアシスタント業務をこなす。メーカー退職後は、パソコン誌の編集部に就職し、その後フリーライターに。ペット雑誌、医療誌、主婦向け雑誌、タウン誌などで執筆を重ね、最も好きなジャンルであるエンターテインメント、海外ドラマ・映画・音楽の記事を主としたライターへと転向。雑誌「SCREEN」「日経エンタテインメント! 海外ドラマSpecial」や、WEB「日経DUAL」「TVグルーヴ・ドット・コム 清水久美子のライターズ・プレイス」「クランクイン!」などにて執筆中。
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