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静かなブームの「写経」ってそもそも

2011年5月20日

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 連載第4回目は、写経体験です。第3回に引き続き、高野山東京別院の達家祐紹(たつか・ゆうしょう)さんにお話を伺います。

吉田 ここ数年、20代~30代の女性を中心に、お寺での写経が静かなブームとなっているようです。私の周りでは、出勤前にお気に入りのお寺で写経をするのが日課となっているという、熱心な方もいました。

 そもそも、「写経(しゃきょう)」とは何なのでしょうか?

達家さん 「写経(しゃきょう)」とは、経文を書き写すこと、または書き写された教典のことを指します。637年に奈良県明日香村の川原寺で写経が行われたという記録が『日本書紀』に残されておりまして、これが写経のはじまりといわれています。

 印刷技術がなかった時代は、仏法を広めるために僧侶がお経を書き写していました。一つの修行でもあったわけですが、それがやがて一般庶民に広がっていきました。

吉田 それは存じ上げませんでした。大量の経典を書き写すことは大変だったでしょうね……。手が痛くなってしまいそうです。

達家さん こちらで行う写経は、非常に短いので安心して下さい(笑)。

 仏様のお言葉を一字一字書き写していくと、不思議と心が穏やかになるんですよ。今日体験していただく写経は、「理趣経 百字偈(りしゅきょう・ひゃくじのげ)」です。

吉田 リシュキョーヒャクジノゲ……? 般若心経の写経なら体験したことが何度かありますが、このお経は初めてです!

達家さん 密教の「理趣経」というお経の、最後のほうの一部です。一番内容が濃いんですよ。早速やってみましょうか。

吉田 はい、お願いいたします。

 間もなくすると、ご本尊の前に小さなテーブルが置かれ、その上には写経のお手本と和紙、筆に墨汁が用意されました。一緒に体験に来ているイラストレーターの二木ちかこさんも興味津々! 「墨汁の良い香りがしますね~。癒やされます」と二人でにっこり。

これで写経をします!

 次回は、「理趣経 百字偈(りしゅきょう・ひゃくじのげ)」の写経について、詳しく解説します。お楽しみに!

■変更履歴
公開時、冒頭の連載の回数に誤りがありました。現在は修正済みです。

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Profile
吉田明乎
吉田明乎(よしだ・あきこ)
1973年生まれ。日経ウーマンなどの女性誌を中心に執筆するフリーライター。神社仏閣巡りが趣味。『こころ安らぐ「仏教女子」入門』(洋泉社)に共著者として参加。執筆のために高野山に取材に行き、すっかり空海ファンになった。
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