
8月も後半。なのに、暑さは相変わらずですね。前回は、扇風機を上手に使っての「カラダに優しい快眠術」をお届けしましたが、さすがにそれでは“耐えられない“という人に、今回は“クーラーを上手に使った快眠術”をお届けします。
もう現代病とも言えないほどメジャーになった「クーラー病」。部屋の冷やしすぎで身体が冷えすぎた状態はもちろん、暑い屋外と冷房で冷えた室内の出入りを繰り返すことでこの温度差に対応しきれず、自律神経がバランスを崩した状態が、これ。通常、予防としては、外の温度と室温の差を5度以内にすることや、寝る前にはクーラーを消すことが推奨されています。
でも、さすがに今年の猛暑では、「クーラーに頼らずに生活するのはムリ!」という声が多数。しかも、これほどの猛暑では、睡眠中の熱中症も油断できません。特に、室温が30度超える湿気の多い夜にはクーラーの力を借りることも選択肢にいれましょう。
まず、眠る前までは、隅々までしっかりとお部屋を冷やしておきます。扇風機でお部屋の空気をかきまぜて、均一に冷やしておくことも忘れずに。就寝前の準備として、エアコンのタイマー設定もしましょう。設定温度は27度以上と、ちょっと高めで風は弱めに。タイマーは3時間で切れるように設定するのがポイント。それほどキツくない暑さなら、就寝前や就寝後30分以内でエアコンが切れるようにして、身体への負担を軽くすることが大切ですが、猛暑の場合は、これが仇になることもあるからです。エアコンが切れてから急激に上昇した室温のせいで、せっかくの睡眠が妨害されて睡眠不足になる可能性があるのです。
睡眠は眠り始めが肝心。最初にグッと深い眠りをとれれば、その後の睡眠リズムもきれいに描き、良質な睡眠をとりやすくなります。そこで、睡眠初期にあたる時間帯、快適な環境を作っておきましょう。
さらに、睡眠の満足度をあげることも大切です。睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠という浅い眠りと深い眠りを繰り返しながら朝を迎えます。この1セットの時間は90-110分。最初の1セットが一番深い睡眠となり、だんだん浅い睡眠リズムへとなって朝に向かっていきます。せめて最初の3時間で深い眠りを体験できれば、浅い眠りで目を覚ましても寝不足の不快感を軽減できるのです。逆にエアコンを一晩中つけてしまうと、体調を崩しやすくなります。
特に朝方4-6時は最低体温になる時間帯。このときにエアコンで身体を冷やしてしまうと、夏風邪の大きな原因になってしまうので、その前にエアコンを切っておく必要もあるのです。猛暑の際には、少々涼しい風で3時間。これが、快眠エアコンの使い方です。それでも、クーラーに抵抗があるという人は、長時間使える“冷え冷え”グッズを活用しましょう。冷たい枕、シーツ、靴下、ネックバンドなど、今年は特に身体を涼しくするためのグッズが多く出回っています。
睡眠の際に使えるものの目安は、涼しさを長時間持続できるものであること。一見良さそうに思える商品でも、1-2時間しか効果が持続できないものも多くあります。表示をしっかりとチェックして、せめて3時間、できれば8時間くらい冷やし効果が続くものを選べば、快眠のお供になりそうですよ。ぜひ、上手に寝苦しい夜を吹き飛ばしてくださいね。
それにしても、今朝からノドが痛い私。快眠にこだわったはずなのに・・・エアコンのタイマー設定を忘れたせいで、朝方、寒くて目を覚ます始末。タイマー設定をしっかりとすることも、夏風邪予防に大切ですよー!・・・・・・クシュン。



