
みなさん、こんにちは! 働き女子の“恋愛最新ニュース”をレビューする「時事恋愛」、今回のテーマは「宇多田ヒカル」です。
先日、歌手の宇多田ヒカルさんが来年からの無期限活動休止を発表しました。働き女子の生きざまを見つめ続ける「恋と仕事のキャリアカフェ」としては、彼女の決断を興味深く受け止めています。
彼女は1983年生まれの27歳。15歳で鮮烈なデビューを果たした彼女も、いつのまにか日経ウーマンオンライン読者と近い世代になっていました。
27歳と言えば「第二の思春期」とも言うべき微妙な年頃(参考記事:アラサー女子特有の「第二の思春期」)。30歳が目の前に見えてきたこの時期に、これからの人生についていろいろ考え、会社を辞めてしばらくプラプラしてみたり、語学留学に旅立ったりする女性は少なくありません。
また、社会人歴としては12年目。大学を22歳で卒業している方なら、34歳。無我夢中に取り組んできた仕事もどこか余裕を持ってこなせるようになり、後輩も下について管理的な立場を求められ始める年次です。そのことにやりがいと戸惑いの両方を感じつつ、「本当にこのままでいいのかな。引き返したり転職したりするなら、最後のチャンスかもしれないな」と考え込んでしまう女性も、これまた少なくありません。
そう考えると、希代の歌姫とはいえ現代の働き女子のひとりである彼女が、「ここらで仕事をちょっとお休みして、ほかのことを色々やってみたい」と思ったとしても不思議ではありません。
彼女は今回の活動休止の目的を「休養」でも「充電期間」でもなく「人間活動」だと言います。休止を発表したブログ記事を読むと、一歩を踏み出す覚悟を決めた女性ならではの、等身大でしなやかな強さを感じることができます。
広い世界に触れ、新しいことを勉強し、自分と向き合う時間を持ちたい・・・。歌手活動の中で、おそらくは、多くのアウトプットを求められた12年間。アウトプットばかりするのではなく、人生の幅を広げ素敵な人間として成長したい。そしてそのことは仕事(彼女の場合、アーティスト活動)や今後の人生にも、きっといい影響を与えるはず・・・。彼女の決意表明とも言える記事からは、そうした真摯な思いが伝わってきます。
そして、一部のマスコミに「失ったものが大きかったようだ」と書かれたことに対しては、「失うだなんてとんでもない、生きていれば得るものばかり」と、さらりとかわす。人生に前向きな姿勢に、多くの同世代の女性が共感するのではないでしょうか。結婚、出産、転職、独立、様々な選択肢を目の前に悩んだり、迷ったりしているすべての女性が元気をもらえる文章だと思いますので、「彼女と自分とでは置かれた立場が違う」と言わず、ぜひ読んでみてほしいですね。
彼女の恋愛キャリアに目を転じれば、社会人4年目に仕事を通じて知り合った男性と結婚し、その4年半後に離婚しています。これまでどっぷりと浸かってきた仕事の世界を一旦離れ、視野を広く持ってゆっくりと考えてみることは、結果的にいい出会い・恋愛にもつながるはず、と勝手ながら密かに応援している次第です。
みなさんの健闘と幸せを心から祈っています!



