繰り返し浴びる太陽光の紫外線によって、遺伝子に変異が生じ、光老化が進みます。シミやシワといった皮膚の老化が早まるのです。
人体に害を及ぼす紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類あります。
UVAは、肌の深部に長時間に渡って作用し、シワやたるみの原因になります。UVAの一部は雲を通り抜けて地上に届くため、曇りの日でも注意が必要です。UVBは肌の表面に作用し、ヒリヒリ赤くなる炎症を起こします。また、UVBを浴びると活性酸素が作られ、細胞中のDNAがダメージを受けます。そして、皮膚を黒くする働きもあります。
同じ紫外線量でも
色白の人はダメージが3倍以上に

太陽光を浴びた皮膚が赤くなる主な原因は、遺伝子に傷がつくことと考えられます。それが修復されないで残り、その傷の量が多いほど、肌を赤くする反応が強く生じます。
同じように紫外線を浴びても、色白で赤くなりやすい人は、赤くならずに黒くなる人に比べ、3〜5倍も遺伝子のダメージが残ると言われています。
また、わずかな紫外線でも過剰な活性酸素を生み、コラーゲンやエラスチンなどの組織を壊すことがわかっています。
日焼け止めは必須なのです。
日焼け止めには「SPF」という数値が書いてあります。これは、UVBから肌を守る度合いで、SPF1=15分です。ですので、SPF30だと、15×30=450(分)=7.5時間ということになります。
ちなみに、SPFの数値は、皮膚・1平方cmあたり2mgの塗布量で測定します。しかし、実際の塗布量を調べたところ、顔では平均1.1mg、体では1.3mgだったそうです。塗布量が1/2になると、SPF15→3.9に、SPF30→5.5に低下するというデータがあります。
でも、ファンデーション類を2mgも塗ったら、かなりの厚化粧ですよね。
そこで、一度塗って少し乾かしてから、もう一度重ね塗りすることをおすすめします。
ただし、一度塗ったからといって、油断大敵。SPF値はあくまで目安なので、しっかり塗り、まめに塗り直すことが大切です。
メイクの上からは、日焼け止め効果のあるパウダーなどを重ねることで、効果を持続させることができます。
また、日傘やサングラスといった日よけ対策も、肌を守るためには必要ですよね。そして、皮膚の老化予防のためには、ビタミンA(うなぎ、レバー、卵黄など)、ビタミンC(サプリなど。ちなみに私は、1日に数回に分け、トータルで4000〜6000mgとっています)を補給できるといいですね。これらには抗酸化作用、メラニン抑制効果があるからです。外出する1時間前にとると、紫外線対策としては好ましいようです。



