ますます進む晩婚化!
みなさん、こんにちは!エフピーウーマンの高山一恵です。最近、独身女性のみなさまから、「誰かいい人紹介してください〜!」とお願いされることしばしば。FPなのに、なぜか、私のところにはこの手の依頼がよくきます(笑)。
それならば!と、おせっかい心に火がつき、男友達を紹介してみるのですが、これがなかなか成約に至りません…。理想の相手に出会うまでは、妥協しないのがイマドキの女子流なのかもしれません。
実際、国立社会保障・人口問題研究所の調査でも、「理想的な結婚相手が見つかるまでは結婚しなくてもかまわない」が「ある程度の年齢までには結婚するつもり」を上回っています。年齢を気にすることなく、理想の人を探したいと思う人が増えているようですね。
この傾向を反映してか、女性の平均初婚年齢は28.0歳(2005年厚生労働省調べ)となり、35年前の24.0歳から4歳アップ!どうやら、女性の結婚適齢期がクリスマスケーキに例えられたのももはや大昔のことといえます…。
晩婚派は老後がきつい!?
とはいえ、“世の中基準”の適齢期にしばられずに結婚のタイミングを選べるようになったのは、私たち女性にとってうれしい限り。若い間はシングルならではの気楽さを生かして、海外旅行を楽しんだり、自分磨きに励んだり、仕事に打ち込んだりと、自由な時間を楽しむことができます。
20代のうちにやりたいことを思い切り楽しんで、30歳を過ぎたら理想の人とゴールイン!――そんな展開になったら、オイシイ!と思いませんか?
「私もぜひ、そのライブプランで行きたいわ!」という声が聞こえてきそうですね。でも、飛びつくのはちょっと待って!そこには大きな落とし穴があるかもしれません…。
グラフの(1)、(2)を見てください。
早婚Aさん:22歳で結婚。晩婚Bさん35歳で結婚。どちらも、子ども2人の専業主婦。Aさんは28歳で第1子出産、31歳で第2子出産。Bさんは38歳で第1子出産、40歳で第2子出産。
夫の年収640万円、3000万円のマンションを35年ローンで購入。Aさんは30歳で購入、Bさんは35歳で購入。
これは、早婚Aさんと晩婚Bさんの貯蓄残高をグラフにしたものです。つまり、結婚のタイミングの違いによる貯蓄残高のグラフを表したもの。
ポイントは、60歳を過ぎたころからの人生後半の貯蓄残高です。早婚Aさんの老後は比較的余裕があるのに対し、晩婚Bさんは大きく赤字です。
結婚・出産の遅かったBさんは、夫の定年後に子どもの教育費のピークがきたり、住宅ローンの支払いがまだ終わっていなかったりと、老後にも大きな出費が続きます。もともと「住宅購入資金」「子どもの教育資金」「老後資金」は、「人生の3大支出」といわれるほど金額の大きいもの。
30代で結婚したBさんは、収入や購入したマンションの金額が変わらないのに、これらの出費のタイミングが重なってしまうために一気に赤字になってしまうというわけです。



