正しいイス選びはむくみ知らずの第一歩

2010年4月1日


 このところ、デパートや量販店の家具コーナーに行くと、イスの“試し座り”をしている人をよく見かけます。先日は「疲れないイスってどれ?」「あぁ、これが姿勢がよくなるイスかぁ」そんな風に話しながら次々とイスを試しているカップルを見かけましたよ。

 パソコンの普及とともに、オフィスに限らず、自宅でも良いイスを使いたいという人が増えているようですね。そんなとき、みなさんは自分にあったイスをキチンと選べていますか?

 人間は立ち続けていると、主に下半身が疲れます。ところが、合っていないイスに座ると、足のむくみはもちろんですが、腰から上の上半身に特に疲れを感じるのです。パソコン作業をしていると時間が経つのはあっという間。作業を終了して立ち上がったときに肩が凝る、腰が辛い、首が辛い、といったように不快感を覚えるようなら、あらためてイスを見直した方が良いかもしれませんね。もちろん、正しいイスを選ぶことで、足のむくみ対策にもなりますよ!

 もともとカラダは、首、背中、腰にかけてゆるやかなS字カーブを描くことで、重い頭を支え、動いたり歩いたりする際の衝撃を吸収しています。座ると、どうしてもこのS字が崩れて背中が丸くなり、腰への負担も増えがち。この状態で長時間パソコンなどの作業をしてしまうと、腰だけではなく、首や肩コリの原因に。つまり、自分に合っていないイスを選んでしまうと「座るだけで疲れる」状態になってしまうんです。

 そこで、“自分に合ったイス選び”のポイントをご紹介しましょう。

ポイント1 背もたれは、上半身をしっかりと支える大きさに

重い体を支え、腰にかかる負担を軽減できる体にあった大きさの背もたれを選びましょう。

ポイント2 座面が後傾になっているのはNG

デザイン重視のイスは後傾タイプが主流。でも、これでは腰に負担が増すばかり。前傾しているものか、後傾していないイスを選びましょう。

ポイント3 座面の下に足をもぐりこませる空間を

長い間座っていると、血流が滞ってしまい、足がむくみがち。作業の合間にも適度に足を動かせる空間のあるタイプがラク。

ポイント4 体圧が適度に分散される座面ですか?

座面が硬すぎたり柔らかすぎたりすると、お尻が疲れたり、足がしびれてきます。重い体重がかかるお尻をしっかりと支えて体圧を分散してくれる適度な堅さのものを選びましょう。

 このほかにも、できれば、自分の体に合わせて高さだけではなく傾きなど、コマめに調整ができるイスなら、より快適なイスといえますね。また、ランバーサポート(腰部支持)機能がついているイスなら、上半身がムリのない姿勢で長時間ラクに座れます。一昔前は、作業用家具のお買い物には、まずは机を先に買う人が多かったようですが、最近は、イス選びから始めるのが主流。イスが体へ及ぼす影響力に気づき始めた人が多いのでしょうね。“座っていたただけで腰や肩が痛くなってしかめっつら”では、ステキ女子とは言えませんよ!是非、「疲れないイス選び」で、長時間座っていても快適な笑顔美人を目指してくださいね。

 かくいう私も、最近、新しくイスを買いました!「これで疲れ知らずになれる!」と喜んでいたはずが、どうも首が痛い。あぁ、パソコン作業中に寝てしまうからか!!快適すぎて昼寝までしてしまうのは、私だけ!?

関連記事

Profile
結城未来
結城未来(ゆうき・みく)
タレント・灯りナビゲーター
テレビ番組で活躍する一方、インテリア・コーディネーター、色彩コーディネーターなどの資格を生かして、健康と美に効く生活術を提案中。著書に、「頭がよくなる照明術」(PHP新書)、「人を動かす照明術〜歴史に学ぶここ一番での光の使い方」(ソフトバンク新書)、「照明リフォームでお部屋の模様替え」(小学館)など。
ホームページ http://yukimiku.jp/ツイッター http://twitter.com/yuukimiku
関連キーワードから記事を探す
暮らし方イスむくみ姿勢

週間アクセスランキング

PAGE TOP

最新刊のご案内

  • 働く女性を応援する情報誌
    日経ウーマン 6月号

    巻頭特集は「私が変わる☆朝の新習慣」。勉強、スポーツ、家事など、朝15分からできる自分磨きを紹介。また第2特集では女性が幸せに働くために知っておきたい「一生仕事で困らない!働き方大研究」。

  • もっと健康に、もっと美しく
    日経ヘルス 6月号

    腸の調子が悪いと、下腹ぽっこりや肌荒れの原因に・・・。そこで、女性ならではの「腸ケア」法をご紹介します。覚えておけばたちまち便秘知らずに!みるみる美肌で、気分爽快!今話題の麹や酒かすを腸ケアに役立てましょう。第2特集はお風呂でできる「パーツ引き締め&美肌テク」。夏に向けてスリムボディーを手に入れましょう!

  • 美しい40代から、輝く50代へ
    日経ヘルスプルミエ 春号

    40代半ば以降、太りやすくなったり、背中が丸くなったり、見た目も体の内側からも老化が進む原因は「筋肉の減少」。辛くない、体がほぐれる「簡単筋トレ」で筋肉を取り戻し、若々しい体を保ちましょう。

働く女性 必読の書

おすすめ本日経ウーマンの本日経ヘルス&プルミエの本

もっと見る

キャリア
仕事・職種
ワークライフバランス
キャリアアップ
転職
独立・起業
派遣・フリー
副業
ウーマン・オブ・ザ・イヤー
スキルアップ
お仕事術
コミュニケーション
資格・語学
マネー
PC・ケータイ
法律
ヘルス&ビューティ
ダイエット
デトックス
健康レシピ・食材
サプリ・機能性食品
病気・体の悩み
メンタルヘルス
スキンケア
メイクアップ
ライフ
恋愛・結婚
人間関係
ファッション
グルメ
エンタメ
旅行・お出かけ
お買い物術
暮らし方
整理・収納

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。