
「仕事で輝きたい!」
そう思っている方も多いでしょう。女性誌などでもよく見る言葉ですね。
「処世術」で一番最初に伝えたいことは、「仕事で輝かなくてもいい」ということです。
そもそも、「仕事で輝く」ってどういうことでしょうか?
たとえば、自分の手がけているプロジェクトがうまくいって、マスコミが取材に来てくれて「輝いている○○さん」と書いてくれる。そんなイメージです。
不肖私にも、たまに「フカサワさん、輝いてますよね!」などとおっしゃる方がいらっしゃいますが、そういうことを言うのは直接仕事をするわけではない「遠くの方」で、要するに無難な社交辞令です。
身近なスタッフはそんなことは言わないものです。もしも言われたらほかの意図がありそうでちょっとこわいです(笑)。
「仕事で輝く」という評価をするのは、仕事で直接関わることのない人なのです。
そもそも「輝く」ってものすごく曖昧な評価です。
そんなことに振り回されて、「なんで私は輝かないんだろう」と思っても、疲れてしまうだけです。
私は「仕事で輝く人」といわれる人とたくさん会ってきましたが、中には「輝く」ことに夢中になりすぎてしまっている人もいました。
その人の職業が「素敵な私」「輝いている私」になってしまうのですね。
そういう働き方もあるのでしょうが、維持するのはとても大変そうです。



