
みなさん、こんにちは! 働き女子の“恋愛循環器系統”の働きを整える「時事恋愛」、今回のテーマは「原点回帰」です。
先日、「恋と仕事のキャリアカフェ」に遊びに来てくれた友人女性(32歳)が「いま好きな人は、若いころに長くつきあってた相手と似てる」と語り始めました。
彼女が学生時代から社会人2年目ぐらいまでつきあっていた彼は、現代の草食系男子を先取りしたような、同い年のぬぼーっとした癒し系男性。彼女にとっては初めての彼氏でしたが、お互いがまったく違う業界に就職したこともあり、次第に話題が合わなくなり彼女の方からお別れしました。
その後、小さなカラダにエネルギーをぎゅっと詰め込んだようなキュートな彼女は、話の面白い刺激的な人、見た目のいい人、ずいぶん年上の人、奥さんのいる人などいろいろな恋愛を重ねてきました。
が、30代に突入した今、「結局、私には最初の彼みたいなのが、いいんじゃないかって思うんです」と語る目は、一見どこか遠いところを見るようでいて実はきちんと現実を見据えている、しっかりとしたものでした。
彼女以外にも、“原点回帰”現象をあちこちで聞きます。学生のころから20代前半にかけて長く(3年〜5年)つきあっていた彼がいた、いろいろな事情により、自分から振った、その後、いろいろと楽しい恋愛を経験したが、どれも長くは続かなかった、30代になり、最初の彼のようなタイプの人が気になっている……。
彼女たちに共通するのは、恋愛に積極的で、環境としても出会いが多く、恋に充実した20代を過ごしてきたということ。
思い出に残るクリスマスデートから誕生日のサプライズ演出、ちょっとした修羅場や「ああ、この人と結婚するのかもな」という漠然とした予感まで、恋愛にまつわるありとあらゆることをひととおり経験し終わって、今、とてもプレーンな状態にいる女子たち。
そんな「一周した」彼女たちが、いま自分の恋愛原点に立ち返ろうとしているのは、とても興味深いことです。
まず、学生のころは、いろいろと考えてしまう今に比べてだいぶ本能に近いところで恋愛していたはず。その状態へ回帰するというのは、生物として当たり前の行動です。
また、20代の恋愛キャリアにおいて、男性から得られるものはあらかた得たわけで、これからは自分にとって居心地のいい相手を探そうと思ったときに「そういえば」と一番長く交際が続いた相手を思い起こすことは十分あり得ます。
さらに、当時であれば「面白みがなくて刺激が足りない」「楽しいけれど未来がないし、振り回されてしまう」などの悩みがあったかもしれませんが、これだけオトナになればいろいろ対応ができるというもの。「よし、今なら行ける!」と思いを新たにすることもあるはずです。
「昔の彼が忘れられない」「あのとき結婚しておけばよかった」という後ろ向きな話ではなく、「うーん、結局、私が幸せになるのはああいうタイプなのかも」という冷静な判断。“原点回帰恋愛”には、自立した女子たちの豊富な経験に裏打ちされた、確かな決意が感じられます。
恋多き女がたどり着いた意外な結論=原点回帰。
みなさんはどう思われますか?



