「結婚を考えている」は単なる“マーキング”

2010年3月9日

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Q33歳広告代理店勤務です。「結婚を考えている」と言われて付き合ってきた6つ年上の彼がいます。でも最近、同世代の男性からもアプローチを受けて迷っています。結婚を約束している今の彼はわりと束縛や嫉妬が強いタイプで、服装やオフの過ごし方、お金の使い方に関しても何かと口を出します。結婚を前提にしているので私の方もそれは理解しています。一方で、今アプローチをしてくれている彼と一緒いると子どものように楽しめるし優しくて居心地がいいので気持ちが揺らぎます。ほかの男性に気持ちが向くのも一時の感情だと思ってやり過ごしていましたが、最近はどっちの彼にも申し訳なくなってきて。私ってひどいオンナですよね。
不安&不満サインを見逃さないこと

アイコ先生「もしかして、私にお説教してほしかったりする?」

Uさん「はい、もうガツンと言ってください」

アイコ先生「いやよ。今日は省エネでいくわ」

Uさん「そんなこと言わずに〜!本命の彼と浮気相手の間で気持ちが揺れるなんてストライクでダメ子じゃないですか〜!」

アイコ先生「全然。浮気も心のセルフバランスのうちじゃない」

Uさん「え〜、ふつう許されないでしょう?!どっちつかずで嫌な女ですって」

アイコ先生「ふうん。そうやって自分を責めたら、罪悪感が帳消しになるのかしらね」

Uさん「ならないけど、何だかいてもたってもいられなくて」

アイコ先生「ふんふん。まずその罪悪感も本当に必要なものかどうか吟味しなくちゃ」

Uさん「え?」

アイコ先生「自然と沸いてくる罪悪感はワナよ。本当は今の彼に対して不満があるとか……。どう?」

Uさん「確かにちょっと窮屈なときはありますし、彼の機嫌を損ねないように気を遣っているところがあります。でも、でも、彼は結婚しようって言ってくれてるし」

アイコ先生「Uさんは彼に不満を言える立場ではないの?納得いかない気持ちを浮気の罪悪感でカモフラージュしてる感じがするけど気のせいかしら」

自己主張からはじまる相互コミュニケーション

Uさん「正直、この人と結婚してもいいのかなと思うときはあります。束縛がきついのも愛されてるからだって理解しようとするんですけど」

アイコ先生「あ、言っておくけど束縛は愛の対極にあるわよ。世の中ではあまり認知されてないけど」

Uさん「ちょっと腑に落ちました。『お前のために○○しといたから』とか言われると、ありがたいはずなんだけど飲み込めないときがあって」

アイコ先生「いいのよ、無理して飲み込まなくて。お前のためなんて究極のエゴ。押し付けがましいったらないわ。おおイヤだ!」

Uさん「アイコ先生、強烈ですね。まぁ、それくらいズバズバ言い放てたら楽でしょうけど」

アイコ先生「今のは極端な例ね。男子に聞いてみると単純に女子の喜ぶ顔が見たいだけらしいんだけど」

Uさん「そうなんですよね。彼は従順で女の子らしいタイプが好きなので、私が自分の意見を通そうとすると嫌な顔をされることがあって」

アイコ先生「それ、完全にロックオンされてるわね。言いにくいことは結婚前に言っておいたほうがいいと思うけどな」

Uさん「うわ〜、なんて言えばいいんだろう」

アイコ先生「ストレートに『あなたの支配的なところがイヤだわ』って言ってみるとか」

Uさん「ひえ〜、そんなこと言えません」

アイコ先生「あら、口があるんだから言えるわよ」

Uさん「無茶言わないでください。なんかもうひとつワンクッションないんですか」

アイコ先生「どんなふうにだったら言えるのかしら。彼が好きな従順で女の子らしいキャラで言ってみる?」

Uさん「う〜ん、『あんまり縛られるのは重いな』とか。ダメだぁ。そのまますぎる」

アイコ先生「でも結局、そのまま言うのがいちばん伝わるのよね。言いにくいことを言ってからが彼との関係も本番だと思うけど」

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Profile
三吉野愛子
三吉野愛子(みよしの あいこ)
心理カウンセラー/三吉野愛子カウンセリングオフィス主宰
「エキサイトお悩み相談室」5つ星カウンセラー経験を経て独立。個人カウンセリングやワークショップなど、メンタルヘルスに関する活動を展開。お悩み相談やコラム執筆、女性向けメディアの企画監修にも多数携わる。
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