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スペックではわからない!?
キレイに撮れるデジタルカメラの選び方(後編)

2009年11月6日

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撮りたいものによってチェックすべき機能は違う

 店頭にずらりと並ぶデジタルカメラの中から、満足のいく一台を選ぶための第一歩は、自分がどんな写真を撮りたいのか思い浮かべてみること。たとえば料理なら、主に室内で近距離から撮影することになるので、明るく撮れてかつ接写ができることが条件など、撮りたいものによってチェックすべき機能も変わってくるからです。以下に撮りたい写真別にチェックしたい機能をまとめました。迷ったときの参考になればうれしいです。

家電量販店の店頭などでは、個々のカメラの機能を比較しやすいように、わかりやすく掲示してくれています。カタログを見なくても、だいたいのポイントがわかって便利。まずはここからチェックしましょう。

○室内や夜でもキレイな写真が撮りたい=「撮像素子」をチェック!

 暗い場所で明るくキレイな写真を撮影するには、前回紹介した光を受け取る部品=CCDやCMOSの大きさが重要になります。パンフレットにある、「撮像素子」という項目をチェックしてみてください。次に確認したいのが、撮影可能な「ISO感度」。ISOに続く数字が大きいほど暗い場所での撮影に強く、手ブレしにくくなります。ただし、高感度で撮影すればするほど、写真はざらっとした荒れた印象になります。揺れを検知してノイズを軽減するなど、高感度だけに頼らない「手ブレ補正」機能もほしいところです。

○料理をおいしそうに撮影したい=「撮影可能範囲」に注目!

 料理や花など、近くのものを撮影するなら、チェックしたいのが接写機能。カタログの「撮影可能範囲」という項目に書かれている、マクロ撮影時の距離が短ければ短いほど、撮りたいものに近づいて撮影することができます。料理にレンズをぐっと近づけて撮ると、おいしそうに見えるから不思議。フラッシュはなるべく使わない方がいいので、先に紹介した暗い場所で明るくキレイに撮影するためのチェック項目も要チェックです。

○人物を簡単にキレイに撮りたい=自動的に顔にピントを合わせる「顔検出オートフォーカス」

 家族や友だちの顔をきれいに撮りたいなら、欲しいのが「顔検出オートフォーカス」機能です。文字通り、被写体の顔を探し出して自動的にピントを合わせてくれる機能で、最近では多くのデジタルカメラに搭載されています。中には一度に複数の人の顔を検出できるものもあり、集合写真もキレイに撮影可能。機種によっては、笑顔を捉えてシャッターが切れるものや、顔を覚えてその人に常にピントを合わせられるものもあります。

○子供やペットをキレイに撮りたい=あると便利な「追尾オートフォーカス」「連写」

 子供やペットなど、じっとしていない相手を撮影するときに便利なのが、被写体に常にピントを合わせ続けられる「追尾オートフォーカス」機能。相手が動いても追いかけて、自動でピントをあわせてくれるので、ピンぼけ写真を防ぐことができます。また、ベストな1枚を撮影するために、あると便利なのが「連写」機能。最近は高速連写が可能なデジタルカメラも増えていますので、動きのある楽しい写真が撮れます。

○旅先で景色をキレイに撮りたい=「広角レンズ」「光学ズーム」

 「広角レンズ」と「光学ズーム」は、景色を撮るならぜひチェックしたい代表的な機能。「広角レンズ」を搭載したカメラは、目の前の風景をできるだけ広く写真に収めることができます。カタログの「焦点距離」の項目に記載されている「35mm判換算○~○mm」の最短数値が、35mm以下だと広角ですが、最近ではさたに28mm、25mmといった超広角カメラも登場しています。狭い場所でも広い範囲を撮影できるので、集合写真の撮影にも便利です。
 また遠くのものをアップにして撮影する際に、欠かせないのが「光学ズーム」。デジタルカメラのズーム機能には「光学ズーム」と「デジタルズーム」がありますが、「デジタルズーム」が写真の一部をトリミングして引き延ばすのに対し、「光学ズーム」はレンズを動かして撮影できる範囲を調整するので、アップにしても画質が悪くなりません。遠くのものをキレイに撮りたいなら、「光学ズーム」の倍率が高いカメラをチェックしましょう。

○コレ一台で写真も映像も撮りたい=オススメは「自動シーン認識」機能

 面倒な設定をパスしてできるだけ簡単に撮影したい人には、「自動シーン認識」機能付きのカメラがおすすめ。文字通りカメラを向けるだけで、それが料理なのか、人なのか、風景なのかを自動的に判別。ベストな設定で撮影することができます。また最近はキレイな写真が撮れるだけでなく、高画質な「動画撮影」もできるデジタルカメラが急増中。中には、本格的なハイビジョン映像が撮影できるものもあります。写真も映像も一台で済ませたい人は、ぜひチェックしてみてください。

このほか、見やすい大きめの液晶サイズやボタン類やメニューの使いやすさ、1回の充電で撮影できる枚数(バッテリーの持ち時間)なども、チェックしたいポイントのひとつ。どんな写真が撮れるのか作例をチェックするとともに、自分が撮りたい写真を撮るために必要な機能が備わっているかどうかも、じっくり吟味したいですね。

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太田百合子
太田百合子(おおたゆりこ)
文具から携帯電話、PCまで、アナログ、デジタルを問わず、さまざまなグッズを愛好するライター。女性ユーザーとしてはまだ珍しかった「030」番号時代から携帯を酷使するナニワ節ライター。新しいグッズは買って使ってみないと気が済まないため、銀行残高が一向に増えないのが悩みの種。
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