肌に直接刃物を当てるシェービングには、神経の細やかさが必要

濱田 有美子 さん
濱田有美子さん

●理容師歴14年。33歳。夫と2人暮らし。

●時間を見つけては、北は北海道、南は九州まで出かけて講習を受けたり、美と流行に関する情報集めをします。早起きした休日は1人で鎌倉、軽井沢へ足をのばしたり、登山をすることも。近所の図書館かカフェで本を読むのも大好きです。


 濱田有美子さんは、両親が経営するヘアーサロン「銀座マツナガ」成田店に勤務。さまざまな年齢のお客様にカット、パーマなどのヘアスタイルづくりや、エステ、シェービングなどを行っています。

 理容師が美容師と違う点は、国家資格によってシェービングを行うことが認められていること。肌に直接刃物を当てるため、神経の細やかさが要求される技術です。「一枚刃のカミソリで、うぶ毛までも根元ぎりぎりから剃っていきます。数ある接客業の中でも理容師ほどにお客様の肌に密にふれ、施術させていただく仕事はそうありません」

 担当するお客様は女性が7割ほど。女性に施術するときは、体調や季節の違いによる肌の状況を見極めます。使用する蒸しタオルの温度や湿度、刃の当て方も変えて、お客様の呼吸に合わせて丁寧に。花嫁のブライダルシェーブともなると、顔だけでなくうなじ、背中、デコルテ、肩から指先まで2時間近くかけて仕上げます。理容師のシェービングは、古い角質も一緒にとるので軽いピーリング効果もあり、施術後1カ月くらいはツルツルのゆで卵のような肌をキープできます。